うどん屋さん『うどん うどん』

地元の団地に、新たにうどん屋が開店して久しく経つ。
美味しいという噂を聞いてはいたが、平日の昼間のみの営業らしく、麺が切れ次第終了だという話。興味はあっても、俺の生活パターンと重ならず、なかなか御縁がない感じが続いていた。
今日ちょうど、仕事の昼休に傍を通ると、初めて開店しているところを見かけた!!
イメージ 1
店名を『うどん うどん』というそうです。
店内に入ると、自販機がある。
天ぷら付き(釜揚げ、釜玉、かけうどん)580円。麺・つゆ追加
250円。
イメージ 3
俺は、かけうどんにする。
自宅の一区画をお店として作っているそうだが、店内に自宅感はなく、むしろ広くて本格的なお店。
ただカウンター席は7席しかなく、大将が一人で切り盛りしている。
厨房の写真は一枚頂いたが、店内全体の写真は、他のお客さんの手前ちょっと気が引けた。
イメージ 4
うどん屋さんなんで、大将と書いたがまだ独身の若い男性です。
若大将とでも呼んでおこうかな(笑)
先客が2組5名いたので、順番を待って料理してもらう。
俺らの順になり、チケットを渡す。
どうもこの時期は温麺のみのようだが、冷やしの文字を見かけたので、冷やしにしてくれるか頼んでみたら、いいですよとのこと。細かな俺らの食べ方の好みを聞かれ対応をしてくれる。
とても物腰が柔らかく、丁寧な若大将だな。
イメージ 2
これで580円。とてもお手頃~♪
冷たいぶっかけうどんに、かき揚げがのっている。
それと別皿にてんぷらだ。
麺はここらでは食べたことのないような、もっちもちの麺でコシではないが、粘る感じで噛み切る。
麺について話を伺うと、配合は季節で変えているそうで、温麺用に調合しているから、温かい汁では柔らかく感じるような歯ごたえだけど、それを水で締めるとモッチモチになるそうだ。ちなみに夏場は冷やし用にコシのある麺にしているとの事。でも、これはこれで好きなのどごしですよ。
イメージ 5
あと、きゅうりの天ぷらってのもうまいね。

気がつくと、店には俺らだけになっていたので、興味のあったことを尋ねてみた。
『どうして、こんな団地の中にお店を?』との質問に、『実は・・・本業が雛人形やさんで、ここからお店が近いんです。』
こちらは副業でやっているとのこと。
お昼にうどんを作ったら、午後からはお人形屋さんになるんだね~!
この店は、開店から12時までがピークだそうで、ここの地域の人はみんな穏やかで優しいとのこと。そうでしょう。うちの両親も朝が早いから11時には昼食を食べると話をしていたもんね。お年寄りが多い団地だからそういうことなんでしょう(笑)

自分一人でできる範囲の営業にしているようだが、天ぷらなどの作りおきはしていないそうだ。できるだけできたてのものを召し上がってもらいたいという話を聞き、商売っ気というより、うどんが好きでこだわりでやっているお店なんでしょう。
麺の数に限りがあるみたいなので、こちらに行くつもりなら、事前に予約をした方がよさそう。
とても気に入ったので、末永く営業をつづけてもらいたいね!!