<span itemprop="headline">シェルパ斉藤と子育て</span>
ターが好きで、憧れてヒッチハイクの旅をしたこともあった。あの頃は猿岩
石(有吉)が世界をヒッチハイクの旅をしていたころで、拾ってくれた人も『猿
岩石に影響されて・・・?と聞かれることが多く、心の中では『いえ、斉藤さんだぞ!
』と思っていた(笑)
そんな彼が、最近のBE-PALでも懐かしいエピソードを記事にしていた。
俺はそのエピソードが大好きで(詳しくは本で→第4章 マリーのジャパ
ン・ツーリング )その中の一節で彼が若い頃にオーストラリアをバイクで旅
をしている最中に怪我をして、現地在住の日本人のお世話になるのだが、
その方の優しさにどう応えていいかわからなくなり、その胸の内を明かすと
『気にすることはない、君は若く、僕にはそれをする余裕が今ある。も
しぼくにお返しをしたいと思うなら、僕にではなく、君に余裕が出来たと
きに同じ旅人に愛情を注げばいい。それでイーブンだ。そしてその旅
人もどこかで同じように別の旅人に愛情を注いでいくことだろう。世界
はそうやって成り立っているんだよ』
この話にとても感銘を受けて心が温かくなったことを覚えている。
それ以来、今も忘れず、自分の子育てでも同じことを考える。
うちの子供らはよく俺のひざの上に乗ってきて甘えてくるのだけど、特に一
番上のお姉ちゃんは弟たちと競うように乗ってくる。
(甘えたいんだな~~)
お姉ちゃんに対して・・・
俺 『甘えんぼだな~ひざの上に乗るのすきなん?』
娘 恥ずかしいそうにうなずいている。
俺 『どんな気持ち?』
娘 『嬉しい気持ち』
自分の気持ちの表現は6歳だから上手ではないけど、十分、分かります。
そして・・・
俺 『しっかり甘えていいんだよ、そして満足したら、今度は自分の子供
が出来たら同じように抱っこしてあげるんだよ~』
うなずいてましたが、たぶん俺の言いたいことはこれから理解できる日があると思います。