<span itemprop="headline">そのDNAだけど、取っておく?</span>
映画のジュラシックパークのシーンで、琥珀の中に閉じ込められた蚊が吸った古代の恐竜の血からDNAを取り出すというシーンを覚えているだろうか?
そんな事が出来るんだ!?と思ったね。
あれから何年・・・
NHKのHPより~
傷ついた神経などを再生させるための治療に、歯の中の特殊な細胞が利用できることが分かってきたことから、日本小児歯科学会は、地域の歯科医院が大学病院と連携し、抜けた子どもの乳歯を、将来の病気に備えて保存する仕組みを整えていくことになりました。
歯の中に存在する「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞は、神経など体のさまざまな細胞に変化する性質を持っています。
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/image/12sh3.jpg
歯の中に存在する「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞は、神経など体のさまざまな細胞に変化する性質を持っています。
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/image/12sh3.jpg
特に、乳歯の場合は、この細胞が若いために遺伝子の損傷が少ないうえ、歯が抜けたあとに採取すれば体への負担もないことから、将来、病気になった際に神経などを再生させるための治療に有力だとして注目されています。
そっか、大事にして取っといてやらんとね。
そして、息子のそれを取っておくチャンスを迎える。
このところ下の歯がこのところグラグラとし始めて、歯の磨き直しをしてやろうとすると『 触らないで! 』と気にしていた。
それでも違和感があったのだろう、ずっと自分では触っていた(笑)
俺も子供の頃に母親に糸を結んで引っ張ってもらった事があるよと話をしていると『僕にもやって』と言い出す。
俺がするのか?
かえって痛みだしたりとか…なんか抵抗も感じるな~と思って明日にしようと言っていると洗面台からデンタルフロスと麻糸を持ってくる。
もちろん、麻糸なんかは使えない(笑)
フロスを30センチほど切り取る。
そして、息子の歯に一巻き。
えい!と引っ張るがすり抜けてしまった。
俺の気持ちが決まっていないんだろう(笑)
だが、今日の息子は本気だ。
前のめりに『もう一回やって!』と言い出す。
俺もこの気持ちに応えなければ・・・
再度フロスを巻き直し、力をいれてグッと引っ張る。
あっ!
手応えがあったようだ。口を押さえると出血している。
だが、一言。
『飲んじゃった・・・』
あのな・・・
息子は歯を飲み込んでしまって、体に大丈夫か?と言って胸を触っていた。
その辺りにあるらしい(笑)
大丈夫だけど、次に取り出せるのは排泄物の中だけどね・・・
そのDNAだけど、取っておく?
あと数日、決断の日は延期された・・・